網走へ日帰りツーリング

秋も深まって来た定休日の朝、天気予報は曇り。

北海道のバイクシーズンはもう直ぐ終了。

ということで、バイクにまたがり出発。

津別峠と美幌峠の分岐が近づくにつれて

山の方は厚い雲が立ち込めています。

津別峠のタイトなワインディング7割と決めながら

久々に和琴半島に寄り道。

 

どうやら10年ほど前にできたらしい「和琴フィールドハウス」に入ってみました。

動植物や和琴半島の成り立ちの展示パネルがいくつかあり、

その一つが目を引きました。

数年前に屈斜路湖の湖岸にある林道を行き止まりまで行った時に

その岸辺にまん丸ではないものの、俵状の形をした

まりもに似た物体がたくさん転がっていたのです。

その時は、その正体もわからず、ネットで調べても

屈斜路湖にまりもが生息している記事はありませんでした。

でも、ここのパネルで「マリゴケ」という植物が生息していたが

現在は見られない、という記述があるのです。

やっと謎が解けました。

その後、雨が降り始めた美幌峠を超えて

女満別から網走へ。

雨は上がったけどとても寒いので

休憩を兼ねて網走の道の駅の2階のレストランへ。

 

ここは「キネマ館」という名で高倉健のパネルや

映画機材などが展示されています。

大抵の道の駅のレストランは残念な結果になるけど

ここは、あまり高額でないのに美味しいのです。

今回は「カニ飯」880円をいただきました。

カニの身はバサバサでなく、しっとりしていて美味。

ちょっこっと乗っかったイクラもうれしい。

味噌汁も、量は少なめだけどとても美味しい。

すっかり満足して網走から離れ東へ向かいました。

あれっ?

こんな看板、あったかな?

新しいものではないけど「感動の径(みち)」なんて

心をくすぐるものを見つけてしまい引き込まれてしまいます。

途中にも同じ看板が何枚も出て来ます。

 

 

そして「知床連山が美しく見える丘・豊郷」という場所に到着。

残念ながら雲に隠れて斜里岳の頭がチョコっと見えるのみ。

その先にも看板が続くので「感動」を求めて走り続けましたが

感動しないまま、グルっと回って網走市街に戻ってしまいました(笑)

来年、暖かくて晴れた日に再チャレンジです。

その後は、お決まりの、浜小清水→清里→緑→清里峠のコースで帰宅。

体が冷え切っていたので、インスタントの味噌ラーメンを食べたら

あっという間にスライムのように床に寝落ちして

夜中に食器洗いをすることになりました。