「太郎(たろう)くん」のお誕生記念・1才
こんにちは、ボク、太郎くんです。
ボクが好きなものは、ティッシュです。
出しても出しても、中からどんどんティッシュが出てきます。
きっと、ティッシュの会社からの挑戦状みたいなものですね。
負けるわけにいかないので、中身を全部出しちゃいます。
もっと好きなものは、お父さんの本です。
お父さんがいつも読んでいるところを見ると、
中には面白いことがたくさん書いてあるみたいです。
でも、ボクはまだ、字を読むことができません。
テレビドラマの世界では、理解しあえない男同士が
砂浜とかで殴り合いとか、手荒いことをして、
そして、最後は、「あははははは‼️」と笑いあって
わかりあうことがあるじゃないですか。
だから、ボクも、本の紙を「グシャッ‼️」とやったり、
「ビリビリ‼️」と破いたり、手荒いことをして
わかりあうようにしています。
お父さんの本を手にするためには、
テーブルに登ることも、時には必要です。
そういう高いところへの足がかりとしては、
ダンボールのような強度の弱いものも
使わないといけない場合も出てきます。
ボクのあくなき好奇心の前には
そんな心配は、全く問題になりません。
ダンボールがあれば、迷わず足場にして登ります。
いつも「グシャ‼️」と壊れて、
ボク、泣いちゃいます。
大人の皆さんは、字を読む時にメガネをしていますね。
だから、ボクも、お父さんのメガネを手にします。
そこで思い出すのがテレビのコマーシャルです。
「小さすぎて見えない‼️」って紙を投げ捨てたり、
メガネをイスの上において「キャッ❤️」ってお尻で潰す
あれです。
ボクはそんなお行儀の悪いことはしません。
ただ、普通にメガネを曲げようと試してみます。
そして、「この強度。さすがMade in Japan‼️」って
納得するんです。
Made in Japanの強度で気になるものと言えば
日本人の足もそうです。
だから、毎日みんなの足をかじって
強度を確かめています。
ボクって、勉強家ですね(笑)。
お父さんはボクに、
「健康であればそれでいいよ‼️」って言います。
お母さんは、
「健康で長生きして、賢くて優しい人になってね❤️」って言います。